節分も終わり、立春も過ぎるとそろそろ気になるのが体型という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
世の中にダイエットの方法はたくさんありますが、基本的には摂取カロリーを消費カロリーより少なくすれば痩せます。単純なことですが、だからこそ難しいと思う人も多く、夢のようなダイエット方法に飛びついて失敗するということあるのでしょう。
今回はそんな方への第一歩をお伝えします。
ぽっちゃりな友人を観察してみた
私の友人で、ぽっちゃりしている子がいます。本人も十分に自覚しています。
その友人と会って、食事やお茶をしていてまず気が付いたことが、とにかく甘い物を飲むということです。ス〇バに行くと何とかフラペチーノを注文、他のカフェでもキャラメル何とかとかチョコレート何とかとか、それはもう明らかに美味しそうな糖分たっぷりの飲み物を注文しています。
例え、デザートを注文したとしても、飲み物も甘いのです。
これが、たま~にならそれもいいよね、と思えるのですが毎回なのです。これはちょっとよろしくないのでは・・・と心配しています。
甘い飲み物の何が良くないの?
最近GI値という単語を聞いたことはありませんか?
GIというのは、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)のことで、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示したものです。
炭水化物も玄米やオートミールなど茶色いものはGI値が低めで白米やパンは高めなどということをどこかで見たり読んだりしたことがある方も多いと思います。
甘い飲み物は液体ゆえに、固形物よりもより早く糖質が吸収され血糖値をあげ、血糖値が急激にあがると急激に下がる、この乱高下が身体に良くないようです。
単純に体重増加だけでなく、糖尿病や血管の病気のリスクが起こりやすくなります。
健康のことも考慮すると、甘い飲み物は控えるのをまずはお勧めしたいと思います。
体調の変化はないですか?
ぽっちゃりの友人は、「最近頭痛があって、疲れやすい」と言っています。全てではないのでしょうが、糖分の摂り過ぎは少なからず影響があるのではないかと思っています。
また、以前に知り合いの男性が「甘い物を最近(1年くらい)よく食べるようになって手足がすごく冷えるようになった」と言っています。こちらは「このままだと糖尿病だな」と自覚していましたが。
最近、あまり良くない体調の変化はないですか?怖がらせるようですが、ダイエットは日本では体重を減らすという意味になっていますが、そもそもは健康のための食事の方法のことをさし、例えば痩せすぎている人が太るための食事のこともダイエットと言えます。
まずははじめの一歩を踏み出してみましょう
いきなりあれもこれもは無理なので、まずは甘い飲み物を水やお茶、コーヒー(無糖)、紅茶(無糖)、緑茶、ハーブティーなどに代えてみましょう。
1日何杯も甘い物を飲んでいる方はまずは1日1杯に減らしてみましょう。
注意点は果物や野菜ジュース。こちらにも糖分はたくさん入っているので、甘い飲み物と認識して飲んでください。
これははじめの一歩です。たくさん甘い物を飲まれていた方はこれだけでも身体が変わっていくことを実感できると思います。