Youtubeを観ていた時に、コアラ小嵐さんがお勧めの本と紹介されていたこちらの本。

早速読んでみました!

日本のボディビルの概要がわかる本

4章から成り立っているこちらの本。
1章は男性ボディビルダー、2章は女性ボディビルダー、3章は禁止薬物に関して、4章は戦後からボディビルダーに関わった方たちの話です。

丁寧な取材によって成り立っているノンフィクションです。取り上げる内容に対してページ数が少なく個人的にはもっと掘り下げて欲しいと思いましたが、それだけはまっているってことかなと(笑)

特に2章の女性のボディビルダーさんのお話が一番興味深かったです。

薬物の使用

第3章では禁止薬物、主にステロイドユーザーについてです。あのボディビルダーさんかなという私の想像は当たっているでしょうか?

ステロイドを使うと、何をしなくてももれなく筋肉が大きくなるわけではなく、血のにじむようなトレーニングと栄養、休養管理をしたうえで、薬物使用による健康被害の可能性は免れません。

それでも大きな身体を求めるのは・・・と思うけれども、やはりユーザーの身体は明らかに大きく、魅力的でもありますよね。

ユーザーの方は未来を含めたすべての責任をご自分で負うわけなので、大変な覚悟を持って使用を始めるのだと思っています。

これだけの努力ができる人たち

この本に取り上げられているボディビルダーさんたちは、これだけの努力ができる人たち。すさまじいなと思います。

私には絶対にできない努力ができる人たちの話。2000年出版なので、少し古い本ですが、フィットネスに興味のある方は一読をお勧めします。

ちなみに、他にボディビルに関する本はないかとAmazonで探したところ、自転車競技と三島由紀夫の本がたくさんでてきました。

そういえば、自転車競技は禁止薬物を使う選手が多いという印象があります。ランス・アームストロングのドーピング問題は近年では有名ですよね。自転車競技はそれだけ辛いスポーツということなんですよね。ボディビルとは違った目的があるようです。

三島由紀夫はボディビルディングを行っていたことでも有名な小説家です。彼の小説は本当に素晴らしいものですが、その点については私はあまり知らなかったのでまずはこちらから読んでみようと思います。